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柔らかいメガホンはノイズが少ないのでハウリングしにくい


今度は静かな室内で同じ音量をメガホンから出させて、その波形を見て、ノイズの多さを調べてみます


iPhoneSE2に入れているアプリを使って1KHzの音を再生し、

それをメガホンで拡声します

硬いメガホン、柔らかいメガホン、どちらも同じ音量がでるように設定します
(柔らかいメガホンのほうを少しボリューム高めにしておかないと同じ音量で出力できません。柔らかいホーンが吸音してしまっているからなのかも)

その音をAndroidのアプリで周波数解析をするのです



こんな流れです
mega_4.jpg
指で軽く押さえるだけで曲がるほど柔らかいホーン
TPUフィラメントをつかって、3Dプリントして作りました

mega_3.jpg
これが無改造の状態
TOAのER-1106というよく売れているメガホンです

mega_2.jpg
iPhoneから1kHz(1000Hz)の音を再生
アプリ名は「Audio Function Generator」(有料・無料)

mega_1.jpg
FFTアプリで周波数解析をします
アプリはこれです(Spectroid)
すごい性能なのに無料で使えます

1000Hzで硬いメガホンとやわらかいメガホン比較

結果がこれです
1000Hzの同じ音量が出るようにボリューム調整したときの、その他の付帯音をみれば、
柔らかいほうがノイズが少ないことがわかります
このノイズがハウリングの元になるので、無いほうがいいのです

軽量な片手持ちのメガホンは音量を上げたくても、ハウリングしてしまって音量を上げられません

ノイズが少ない柔らかいメガホンだったら、ハウリングしにくいので、もっと出せるのです







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柔らかいメガホンを作りました

メガホンのホーンを柔らかくしたら、とっても音が良くなった


kakuseiki.jpg

きっかけは、温水プールに行ったとき、監視員さんが使う携帯メガホン(拡声器)がとってもうるさかったのです

音がキンキンしますよね

第1印象がうるさい!

第2印象が雑音が多くて、言ってる事がよくわからない!

これはどうにかならないかと・・・・

そこでこれも柔らかくしちゃえばいいんじゃないかと、

メガホンのホーンを3Dプリンターを使って柔らかく作ってみました

そうしたら、思いの外、想像以上に使えるものになったのです!

メガホンの音が柔らかくて、ハウリングもほとんどしなくなるのです



いままでも、エンサウンドスピーカーはイベントなどでマイクを使っていると

とってもきれいな音で再生されたのですが、これまでのものは、

スピーカーのボディになっているスピーカーユニットの背圧側を柔らかくしたのでしたが、

今度は前側、ホーンの部分です

これは特許いけるんじゃないかと思い、申請書をこのところせっせと書いておりました

ようやく提出できましたので、公開です

盛岡市、珈琲BAL店長、伊藤憲三先生にも大きなアドバイスいただき感謝!


とっても単純な技術ですので、きっと過去にもこのようなものはあるんじゃないかと思いましたが、

世の中に普及しているメガホンやホーン型スピーカーは硬いものばかり

これが特許になったらすごいことになるのかも

そして、このままでも市販のメガホンの替え部品としても売るのありだし

ちかいうちには、もっと高音質なエンサウンドメガホンもつくるのもいい!




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柔らかいスピーカーと硬いスピーカーで比較実験 2

 
前回はやわらかいスピーカーと硬いスピーカーで、全高調波歪をグラフ化したもので比較してみました

今回は聞いて音で分かるように動画にしてました

前回は密閉型で、ボックス内の音漏れが少なく、動画で比較してもわからない人が多かったのかもしれない(生音ならよくわかります)ので、今回は円筒形にして、ユニットを据え付けていない側を開放しています

こうすればボックス内の音が盛大に外に出るので筒の中の音が汚れていて、それが筒鳴りのような響きをくわえてしまっている様子が確認できます

硬い筒型の計上では特定の周波数で共鳴が起こります

塩ビ管スピーカーで210Hzを鳴らしたら共鳴してとても煩く感じました

同じくらいの長さの柔らかいスピーカーのほうは、同じ周波数でも、その付近の周波数でも煩いと感じる部分はありませんでした




うまく作られた塩ビ管スピーカーでは中に吸音材を入れたり、筒が振動しないように重くしたり、音で筒が振動するのでその振動がユニットに戻ってユニットを振動させてしまわないようにゲルなどでユニットと筒の間に緩衝材を設けたりしております。それでも筒臭さを取り切ることはむつかしいです


柔らかい筒と硬い筒のスピーカー比較8cmピンクノイズSketch
ピンクノイズを鳴らして比較してみました

硬い筒のほうは200Hz台と600Hzくらいで筒が共鳴を起こしていて目立って大きな音になっています

柔らかいスピーカーのほうは全体的なボリュームが柔らかいスピーカーのボディが吸音するために低くなりますが、目立った音のピークがないので、聴感のバランスのよいものでした

硬いスピーカーで箱鳴りを抑えるのはかなり大変ですが、柔らかい筒型スピーカーは容易にできます

やわらかいスピーカーでもっと良い音を出そうと思ったら、筒の長さとボディの厚みをもっと大きくしたり、吸音材を入れますが、スピーカーを抱っこした時の振動を楽しむにはこのくらいのサイズがよいです(これは抱っこスピーカー・ハグミーのボディなのです)



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柔らかいスピーカーと硬いスピーカーで比較実験 1

柔らかいスピーカーと硬いスピーカーで比較実験

 柔らかいスピーカーと硬いスピーカー(以下、ソフトエンクロージャーとハードエンクロージャー)は、聴き比べてみると明らかに違いがあります

 ソフトエンクロージャーだと音が柔らかく聞こえ、ハードエンクロージャーだと音が硬くて痛いのです

 計測でどのような違いが出るのかやってみました


使用したスピーカー

柔らかい&硬いスピーカー外観
65mmのフルレンジユニットを使用しました
柔らかい方の樹脂はTPU(ソフトエンクロージャー)
硬い方(黄色)の樹脂はPLA(ハードエンクロージャー)
サイズは同じ、どちらも吸音材なし、密閉型
3Dプリンターで作成
総重量はソフトが188g、ハードが197g
エンクロージャーのみの重量はソフトが34g、ハードが43gです
どちらもエンクロージャーの厚みは同程度で薄く、
柔らかいほうは薄いので指で簡単に凹みます



正弦波を鳴らして全高調波歪を調べてみた

HardSoftMic.jpg
マイクとの距離は30cm 和室で測定なので環境音含みます

64Hz、128Hz、200Hz、1000Hzを順次鳴らしてPCで測定します

測定結果
Hard_Soft_64Hz-1kHz_2.jpg
Soft → ソフトエンクロージャー
Hard → ハードエンクロージャー

Hardのほうが、多く周波数の山ができており、歪が多いことが分かります
1000Hz以上だと、ほとんど違いは有りませんでした(聴感にも差は感じませんでした)


SoftHardKankyoFFT.png
 200Hzを鳴らした時の音を重ねてみました
(この測定はiPhoneに測定用マイクを付けて、8秒減衰で計測しています)


 ハードエンクロージャーのほうが、歪(雑音)が多く出ていることがわかります

 ※理想的な歪のない音は、一番左の200Hzの山の部分だけのときです



考察

・柔らかいスピーカーエンクロージャーのほうが歪が少ないことが分かった

・1000Hz以上ではあまり違いがなかった

・硬いエンクロージャーはそれ自体がユニットの振動を受けて響いてしまうことや、エンクロージャー内部で音が複雑に反射し、残響音を残すことや、定常波が発生しやすいために雑音が多いのだと思われる

硬い素材のエンクロージャーを利用して、同じサイズでソフトエンクロージャーと同じくらいに歪みを抑えるためには、エンクロージャーが振動しないように質量を重くすることや、壁厚を増すこと、定常波を減らすために吸音材を詰めること、内壁の平行面を無くすこと等がある

・軽量さを求めるならば、ソフトエンクロージャーが優位である




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3Dプリンターで作った柔らかいスピーカー

面白いスピーカーが出来ましたので、紹介します。

もう買えますよ

TPU-FR10手に持つ1200p

3Dプリンターを使うと、様々な樹脂を利用して、スピーカーが作れるのです。

主にわたしが利用しているのはABSフィラメントですが、今回利用したのはTPUというスマートフォンの保護ケースにも利用されている柔らかくて透明な樹脂です。

もしかして、世界で初めてのスピーカーになったかも

スピーカーのエンクロージャー(筐体)は柔らかいほうがいいのだ!
と、言っているのは、わたしだけくらいだし、さらにボディソニックのように体感振動まで味わえてしまって、めちゃくちゃ軽量です。

まったく同じ形でABSを使ってプリントしたものもあります。ABSですから、硬いです。一般的な小型スピーカーはだいたいABS樹脂でできています。音を比較すると、エンクロージャーが硬いと、音も硬い音だということがわかり、特にヴォーカルや自然音でははっきりと違いがわかります。

柔らかいエンクロージャー(ソフトエンクロージャー)のほうが、いい音という人が多いと思います。わざわざ音が悪いと知りながら硬い方を作った理由は、TPUでのプリントでは、中に水が染み込むのです。お風呂に浮かべる防水型スピーカーを作りたかったのです。なので、ABSで作った方は、防水性のスピーカーユニットを利用して、お風呂の中で楽しんでいます。しかし、そんなに音が悪くないので(むしろ市販のスピーカーよりもいい音)、結構他でも使っていますけどね。






↑こちらが、柔らかいスピーカーの紹介です

ここから注文できます

このところ、毎日You TubeLIVEをしています。



今朝は耳鳴りの音についての動画をアップしました。

毎日アップロードすることで、生活が変わりそうです。

ぜひチャンネル登録してくださいね。




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