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柔らかいスピーカーと硬いスピーカーで比較実験 2

 
前回はやわらかいスピーカーと硬いスピーカーで、全高調波歪をグラフ化したもので比較してみました

今回は聞いて音で分かるように動画にしてました

前回は密閉型で、ボックス内の音漏れが少なく、動画で比較してもわからない人が多かったのかもしれない(生音ならよくわかります)ので、今回は円筒形にして、ユニットを据え付けていない側を開放しています

こうすればボックス内の音が盛大に外に出るので筒の中の音が汚れていて、それが筒鳴りのような響きをくわえてしまっている様子が確認できます

硬い筒型の計上では特定の周波数で共鳴が起こります

塩ビ管スピーカーで210Hzを鳴らしたら共鳴してとても煩く感じました

同じくらいの長さの柔らかいスピーカーのほうは、同じ周波数でも、その付近の周波数でも煩いと感じる部分はありませんでした




うまく作られた塩ビ管スピーカーでは中に吸音材を入れたり、筒が振動しないように重くしたり、音で筒が振動するのでその振動がユニットに戻ってユニットを振動させてしまわないようにゲルなどでユニットと筒の間に緩衝材を設けたりしております。それでも筒臭さを取り切ることはむつかしいです


柔らかい筒と硬い筒のスピーカー比較8cmピンクノイズSketch
ピンクノイズを鳴らして比較してみました

硬い筒のほうは200Hz台と600Hzくらいで筒が共鳴を起こしていて目立って大きな音になっています

柔らかいスピーカーのほうは全体的なボリュームが柔らかいスピーカーのボディが吸音するために低くなりますが、目立った音のピークがないので、聴感のバランスのよいものでした

硬いスピーカーで箱鳴りを抑えるのはかなり大変ですが、柔らかい筒型スピーカーは容易にできます

やわらかいスピーカーでもっと良い音を出そうと思ったら、筒の長さとボディの厚みをもっと大きくしたり、吸音材を入れますが、スピーカーを抱っこした時の振動を楽しむにはこのくらいのサイズがよいです(これは抱っこスピーカー・ハグミーのボディなのです)



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